買いだめ対策にインフルエンザ薬が出荷停止
2005-10-27


本日付San Jose Mercury News 1C面、"Hoarding prompts halt in shipping flu drug"

インフルエンザ薬として最も利用されているタミフルが、買いだめ対策のため一時的にUSへの出荷が停止されているようだ。 製造元のRocheによると、買いだめされることでこの冬のインフルエンザ対策に薬が満足に配給されなくなることを避けるため、ということだ。

そういえば数年前、インフルエンザが大流行したときにタミフルが在庫切れで大騒ぎしたことがあった。そのせいか、記事によるとアメリカ政府はいくらかの在庫を常備しているらしい。

Rocheの広報担当は、タミフルの製造数は昨年の倍にする考えで、供給については問題ないと述べている。また、各薬局店は現在のところは十分な在庫があるはずだが、販売数については制限を設けるなどをして欲しい、とも述べている。

本格的なインフルエンザのシーズンはまだだが、ペンシルバニア州のVarispan社の調べによると、タミフルの販売量は昨年同期の10倍にも上っているそうだ。またオンラインの薬局店でも販売量は昨年よりも明らかに増えているとのことだ。

今年は特に鳥インフルエンザの流行が懸念されており、もしそうなると供給が十分に追いつかない可能性も考えられている。タミフルは鳥インフルエンザに対しても効果があるそうだ。

しかし、買いだめするなと言われると買いだめしたくなるのが世の常。専門家もタミフルの常備を勧めているようだ。今のうちに一箱くらいは買っておいたほうがいいのかな。

[社会]

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